全日本シクロクロスマスターズ選手権
何もかも準備不足だった。
想定外の気温、路面、走り方、機材管理。
5月末にふくらはぎの肉離れをしてしまい、3週間の休養があったが、今シーズンはこれまでにないほど、レース参戦を重ね、シュミレーションしてきた。
自信からくる過信。服装や装備はこのくらいで大丈夫だろう。空気圧はこのくらいで大丈夫だろう。自分の持っている技術、経験を過信していたのだろう。
氷点下の低温による身体の硬直から、ミスの連発、転倒を繰り返し、今シーズンの集大成は24位で終わった。
野辺山、レース関係者の皆様には、いろいろ迷惑かけたかもしれないが、選手権にふさわしい最高のレース環境を用意していただいたのに最低の走りしかできなかった。
過去、スタートで苦戦することが多く、スタートポジション上げるランキングにこだわりすぎて、全日本選手権は日本一決定戦ということを忘れてしまったのだろう。戦うものを間違えていた。
攻める気持ちが足りなかった。コンディションが悪く、厳しいコースならば、無難に走れば、ライバル達は消えていくと思っていた。完全にレースをなめていた。
転倒による傷の痛みなど、たぶん1週間もすれば、なくなってしまうだろう。でもこの大きな負けレースの悔しさはなくなることがないと思いたい。