sudoumanのブログ スドーマンの自転車日記

須藤大輔の自転車日記です。成田市在住 自転車レース、シクロクロス、女子自転車レースを中心に活動しています。 CXのレースとかコース試走動画をYouTubeチャンネル sudoumanで公開中。最近は自転車バーチャルトレーニングツールのズイフト日記になりつつあります。 amazonアソシエイトに参加中 。公式サイト 須藤大輔オフィシャルウェブサイト 

シクロクロスマスターズ選手権

sudouman2014-12-13

レースレポートです。RGJのレポートのフォーマットで書いてみました。


・大会名 2014JCXマスターズ選手権
・日時 2014年12月13日(土)  
・会場 スポーツランドSUGO国際モトクロスコース(宮城県柴田郡村田町菅生)
・気温  2℃
・コース状況 赤土の泥(粘土のような泥)
・コーススペック 距離2.7km 高低差28メートル 獲得標高97メートル 
 (土65% 芝・草地10% 舗装路25% 主催者より発表 )  

 
・リザルト(順位・タイム・タイム差他)
 周回数4周 2位 44分07秒 TOP差12秒 


・前日の就寝時刻  21時
・起床時刻  5時30分
・レーススタート時刻 10時


・ウォームアップ開始時刻とその内容
 8時30分ごろから少しずつローラーなど。会場を軽く走る程度。
 足先が冷えるとうまく走れないのでスポーツバルムレッド3を足の甲に塗る



・レース目標
2015年にシクロクロスマスターズタイトルを獲得すべく、
現時点での力量差を把握すること。
・レース戦略
深い泥のため、かなりの消耗戦になると思われるので
前半はじっくりと他の選手の様子を見つつ、
落ち着いてトラブルなく走り後半上げていく作戦
・戦略上で注意すべき選手
前回の野辺山で各選手の走りはある程度把握しているので特になし。


・レース前の食事
宿泊先の朝食(和食)を6時から軽めに。
・スタート時の覚醒水準(集中力)
会場に着くまでは来年の力試しで気楽にやろうと思っていたが、
金曜日の試走の感触で自分にとてもあっているコースなので
これは勝てるかも、と思い、いつも以上に集中できていた。


・使用した機材
BOMA:エピスR ギヤ46×34 12〜34 
タイヤ TUFO プリマス32 1.7BAR(チューブラー)
FR カンチブレーキ

丸石:フロントシングル40 12〜34 
タイヤ IRC Fシラクマッド・Rシラクサンド1.6BAR(チューブレス)
FR カンチブレーキ 

ZUNOW:44×32 12〜34 
タイヤ ユッチンソンゴールドエリート28C 2.4BAR (クリンチャー)
F カンチブレーキ ・R Vブレーキ

・レースの内容を簡潔に。
出走は26名。1列は8名。今回は深い泥で、ピットでの自転車交換は必須。
通常はダブルの両面ピットだが、今回はスペースの都合もあり洗車場を挟み
シングルピットが2か所(平地、登り)


スタートは2列目から。他の選手の様子を見たいので
スタートダッシュは無理せず中ほどにいったん沈む。
泥が深いところでも乗車で行こうとして泥づまりで失速する選手が多い。
1周目完了時で4位まで上昇。平地ピットで自転車を交換し、
ウオッシュボードまで乗れるところもほぼ全部担ぐ。
この作戦が当たり先頭に立つ。2周目完了時で後続に1分の差。

次の平地ピットで自転車を交換して同じ個所を乗車、降車したのだが、
コンディションが変わったせいか、3周目のコース最高地点の舗装路に
出たところで泥づまりで停車。30秒ほどロスする。
ようやく登りピットまでたどりついたが、洗車が間にあっておらずピットに誰もいなかったが、
自分でもう1台ピットに置いておいたのを思い出し、
5メートルほどピットロードと並行しているコースを逆走して細いタイヤの自転車に交換。

3周目終了時で2位までは18秒。3位までは2分程度あるだろう。
徐々にタイム差が少なくなり追いつかれるが、ゴール勝負も考慮し落ち着いて対処。
最後の登りピットでスプリントに備えて自転車を交換。
クリートもしっかりはまった。登りスプリントなら勝てる自信はある。
ゴールに備え、最後の下りを過ぎて聞こえたアナウンスによると
1位は自分の前にいるようだ。どこで抜かれたのかまったくわからない。
ゴールは先着できたものの、2位でレースを終えた。



後日写真を見てわかったことであるが、ピットで自転車を変えているときに、
ピットインせず乗車で走り抜けて選手がいたようだった。
2人だけの勝負と思い込み3位の選手の位置関係を
よく把握できていなかったのが今回の敗因となった。



・レース後の痛み・違和感・機材などの不具合
ランニングのトレーニングが不足していたためか、
レース後すぐから激しい筋肉痛となった。
・今回のレースで準備が足りなかったと思われる点
(トレーニング、体調管理、機材、その他)
IRCさんにタイヤを貸していただき、機材的にはまったく不安なしでレースができた。
チューブレスに変えてからまだ2試合目であるがかなり良い感触を得ている。
チューブラーの必要性をまったく感じない。
特にサンドは砂だけでなく、こういった深い泥でもタイヤのブロックに泥がつまり、ホイールが回らなくなることはないので非常に有効だと思う。見た目はブロックがないと不安であるが低圧にすることによりグリップを確保できる。チューブラーの低圧時と比べると
不自然なヨレもなく走りやすい。重量は気になるけど、泥がつきにくい分軽く感じる。

今後はドライ・マッド・サンドの3種類を用意してレースを走ってみたい。
レーニングについては通常のロードトレーニングを8月くらいまで行い、
9月くらいからはシクロクロスのレースに特化した練習をしたい。